働きすぎの日本人と言うイメージは
働きすぎの日本人と言うイメージは、イメージ自体が先行しているという批判もある。先進諸国では米国では平均労働時間は日本人よりも長く、また日本人より低賃金・長時間労働で日本を追い上げている(韓国、中国などの)中進諸国の実態が存在する。ただし、日本の場合は統計に現れない無償労働(→サービス残業)が多いので、単純には比較できない。日本における長時間労働とサービス残業の蔓延は、少子化の原因としてよく論じられる点のひとつである。
欧米では、古くから「人はまず家庭にあり、その対価を得るために仕事がある」という個人主義の、あるいは日曜日を安息日とする宗教的な背景もあって、日本人のような仕事に埋没する姿勢を「ワーカーホリック(仕事依存、"work"(仕事)と"alcoholic"(アルコール依存症の)との合成語)」と表現して忌避した。また、日本に比べ失業率の高かった欧米では、仕事中毒者が失業者の仕事を奪ってしまうということからも、過度の過密長時間労働は社会的に問題があるとみなされた。
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この風潮は1980?1990年代に至るまで続いたが、近年ではやや一部職種に限り異なる傾向が見られる。また、ヨーロッパとイギリス・アメリカ合衆国では労働環境が大きく異なっており、アメリカ合衆国やイギリスにおいては一部職種に限り、日本人と同じかそれ以上の分量の労働を行う場合もある。